白髪の悩みを改善するトリートメント

白髪染めをしてもしばらくするとまたすぐに目立ち始めるやっかいな白髪。

しかし何度も白髪染めをすると髪の痛みも気になってしまいますよね。そんな時に活躍してくれるのが白髪染めトリートメント。

髪を痛めることなく、白髪を目立たなくしてくれる便利なアイテムですが、初めて使ってみるという方はあまりにも数が多いのでどれを選べばいいのか迷ってしまいますよね。

そこで、今回は白髪染めトリートメントの選び方をご紹介します。

白髪染めトリートメントって?

白髪染めトリートメントは髪が傷みにくいところが大きなメリットで、髪をトリートメントしながら染めることができます。

また、即効性がなく使用回数を重ねるたびに少しずつ染まっていくので、白髪を染めたことが周りにバレにくいというメリットもあります。通常のトリートメントと同じように、入浴しながら手軽に使えるところも嬉しいポイント。

しかし、脱色効果はありませんので、黒髪にはほとんど発色しません。また、使用をやめると1週間程度で色落ちしてしまうので、髪色をキープしたい場合は定期的に使用する必要があります。

そんな白髪染めトリートメントで一番注目すべき点は1~3回の少ない回数でしっかり染まること。全く染まらないでは話になりませんからね。

染料の種類で選ぶ

白髪染めトリートメントに配合されている染料は大きく分けて植物染料・塩基性染料・HC染料の3種類ですが、商品によっては1種類だけだったり、複数配合されているものもあります。

天然染料は髪にも頭皮にもやさしいですが単体では染毛力が弱いので、他の化学染料と一緒に配合されていることが多いです。天然染料だけで染めたい方は、成分表示に化学染料名が記載されていないか確認してください。

HC染料と塩基性染料は2001年の規制緩和で使用できるようになった、安全性が高くかぶれ等のアレルギーの心配が少ない染料で、化学染料のうちHC染料は分子量が小さく、髪の内部に浸透し染毛力が強いとされています。

また、塩基性染料は分子が大きいので、髪の表面の染料をします。

この化学染料2つが配合された白髪染めトリートメントを使えば高い染毛力と色落ちの抑制ができるのです。

トリートメント成分が豊富なもの

どんなケア成分が配合されているのかは商品によってさまざまで、一概に「この成分が最も優れている!」と判断することは難しいですが、パッケージや商品説明を確認して、自分が求めているケア成分が含まれているものを選んでみてください。

例えば、ダメージを補修したいのであれば毛髪保護タンパクやアミノ酸、髪にうるおいを与えたいのであればホホバオイルや海藻成分が配合されているものがおすすめです。

ちなみに、成分表示は全成分に対して配合が多いものから順に記載されていますので、チェックしてみてくださいね。

放置時間が短いもの

白髪染めトリートメントはシャンプーした後のトリートメントとして使用することもできるので、入浴中に使用する方も多く、塗布してすぐに流さずしばらく放置する必要がありますので、あまり長いと面倒ですよね。

短いものだと5分、長いもので20分くらいと商品によって様々。

できるだけ放置時間が短い方が入浴中に手軽に使えるので便利です。

また、シャンプー前の乾いた髪でも使えるものもあるので、しっかり染めたい場合はお部屋でゆっくり塗布して放置時間を長めにしている方も多いようです。

コスパで選ぶ

白髪染めトリートメントの多くは、色が定着するまで3〜5日は連続で使用することを推奨しています。

一回の使用量は髪の長さで変わってきますが、ミディアムヘアなら約40g前後使うことになると思います。

最初の連続使用も考えると、内容量が120gくらいは欲しいところですよね。

色が定着した後の使用頻度もそれぞれ異なりますが、だいたい一ヶ月に1本くらいと考えて続けやすい価格帯のものを選ぶ方がいいでしょう。

白髪は年齢を重ねたりするとどうしても増えてきてしまいますが、美容院での白髪染めの合間や「染めました!」感のない自然に白髪をカバーしたい方にとってはとっても便利な白髪染めトリートメント。

今回ご紹介した点を踏まえ、ぜひ白髪染めトリートメントを選ぶ際の参考にしてみてくださいね。

おすすめフェイスケア